不動産売却の査定は複数者に依頼 住宅の不動産売却を行う場合には、一社だけではなく、複数社にその価格査定を依頼するというのが常識です。

 というのも、業者によってその査定価格にはずいぶんと差があるからなのです。最近では、インターネット上にもマンションの価格査定情報が掲載されていますから、これを見てみるだけでも、業者によってその査定価格にはかなりの差がある、ということがわかるわけです。

 このために、マンションの場合にせよ一戸建て住宅の場合にせよ、不動産売却を行う際の価格査定は、特定の一社のみに依頼せず、複数社に競合させる形で依頼して、その中からいちばん適切なものを採用する、というのが賢明なやり方なのです。

 同じ不動産物件ではあっても、業者によってこのように査定価格に差が出てくるのは、総じて言えば、その業者ごとに営業方針が異なっていることによるわけなのですが、より具体的には、その業者が重視して扱っている対象の違いや、その業者が主力としている客層の違いといったことから、その価格設定にも違いが生じてくるのです。

複数の業者へ査定依頼すれば、違いがわかります 不動産売却というものも、あくまでもその買い手があって成り立つものですから、査定を行う業者が主力としている客層の違いによって、どのくらいの価格設定をすべきなのかという目安も違ってくるわけですし、また、その業者が重視して扱っている種類の物件であるのか否かによっても、その価格付けは違ってくるのです。

 つまりは、不動産売却の際に価格査定を依頼する業者にも、売り手との相性という問題があるわけなので、そのために、自分に合った業者を選ぶためにも、一社のみではなく、複数の業者に価格査定を依頼して、その中から適切なものを選ぶようにすべきなのです。
不動産売却365|一括査定・売却方法・注意点・仕組みなど

 このことは、不動産売却の仲介を依頼する際の媒介契約のあり方とも共通することで、この場合にも、複数社に仲介を依頼する一般媒介契約とするか、一社のみに依頼する専任媒介契約とするか、という選択があるわけなのですが、特に売却の前提となる査定依頼の場合には、複数社に依頼して競合させる、という方法を取るのが望ましいのです。